目の下の茶色くくすんだ「茶クマ」。かさかさと乾燥して、顔色も悪く見えて気になりますよね。こんなにっくき茶クマを、キレイに消す方法はあるのでしょうか?
茶クマができる原因は、色素沈着です。
しっかりと美白成分で色素沈着にアプローチしていけば、茶クマを消すことができます。
美白化粧品で消す方法やコンシーラーを使って隠す方法など、茶クマの悩みの解決方法を全て教えます!
茶クマを根本から消す方法
それでは、茶クマを消すためにはどのような対策をとっていけば良いのでしょうか?
茶クマの原因は色素沈着なので、目元のメラニン色素を取り除くことが重要です。
その方法は、
- 美白系のクリームでケア
- ピーリング
- レーザー治療
一番おすすめなのは、美白系のクリームが有効です。
美白アイテムによく含まえているハイドロキノンという成分は、メラニン色素の生成を抑え、メラニンを作るメラノサイトそのものを減らす作用があります。
また、ビタミンC誘導体は、すでに蓄積している色素沈着を還元する作用があります。
ピーリングは、効果的ではありますが、頻繁に使用すると肌への負担が大きくなり、黒ずみになるリスクがあります。
またレーザー治療は費用が高く、わざわざクリニックへ通うのが面倒です。
まずは、自宅で簡単にできる美白系のクリームから始めましょう。
茶クマの色素沈着には「アイクリーム」がおすすめ
茶クマのような目元のお肌トラブルが気になる場合、やはり目の周り専用のアイクリームがおすすめです。
密着感があり有効成分が豊富なので、一般的な美容液のみを使用するよりも確実に効果を実感することができますよ。
アイクリームを選ぶポイントは、美白成分であるビタミンC誘導体やレチノールなどの成分が入っているかが重要です。
ビーグレン 目元ケアトライアルセット
トライアルセットに含まれるキューソームホワイトクリームは、ビタミンCの100倍と言われる美白成分「ハイドロキノン」がたっぷり含まれています。
メラノサイトの働き自体を抑制する効果や黒色化したメラニン色素を還元して色を薄くしてくれる効果もあるので、茶クマによる色素沈着におすすめです。
グラシュープラス
価格:9,334円 → 1,500円(税抜・先着300名限定)
内容量:20g
グラシュープラスには医薬部外品の有効成分として認められた美白成分プラセンタエキスが配合されています。
プラセンタはメラニンの生成の原因となるチロシナーゼ酵素の活性を阻害するため、美白効果が期待できます。
アイクリームの使い方
夜メイクを落として洗顔を終えた清潔な目元に、正しい1回量をさっと優しく伸ばすのが基本です。
いくら高価なアイクリームを使用していても、メイク残りがあると意味がありませんので、1つ目のポイントを元にしっかりとクレンジングを行いましょう。
また、量をケチって減らしてしまうと満足な結果が得られませんので、正しい使用量を守ることも大切です。
目元に負担をかけないためにも、軽い力でさっと伸ばすようにしましょう。
アイクリームを塗った上からアイマスクや温熱パックなどを当てて浸透させてあげても気持ちが良いですよ。
茶クマを消すメイク術
消すというよりかは、正確には隠すという表現が合っていますが、「コンシーラー」で茶クマを目立たなくさせることが可能です。
茶クマが解消されるまでのあいだも、毎日メイクはしますよね。クマが気になるからと言って、人に会わないわけにはいきません。ですので、少しでも茶クマを気にせずにいられるベースメイクの方法をマスターしておきましょう。
茶クマを目立たなくさせるためには、イエローやオレンジなど黄みを帯びたコンシーラーを使用するようにしましょう。色の効果で茶色くくすんだクマの部分が明るく見え、ぱぁっと顔色が華やぐのを実感できるはずです。目の下が明るくなれば、瞳にも輝きが入り目力をアップさせることも可能です。
また、茶クマは刺激による色素沈着が原因で出来ていますので、コンシーラーを選ぶときもやはり「刺激を防ぐ」ことがなによりも大切です。伸ばしたりたたき込んだりする必要のある固いコンシーラーは、密着感がある反面刺激も起こりやすいので要注意。茶クマの方は、肌に伸ばしやすい筆タイプのリキッドコンシーラーの使用をおすすめします。
また、紫外線を浴びてかさかさと乾燥しやすい状態になっている茶クマ。保湿成分の入ったしっとりタイプのコンシーラーを選べば、日中もカサつきしらずのしっとりとした目元でいられますよ。
コンシーラーの使い方が上達すれば、今以上にメイク映えして外出ももっと楽しくなるはず。アイクリームの効果が出るまでの間も茶クマのコンプレックスを忘れることが出来るので、ぜひいろいろな種類のコンシーラーを試して自分の顔色に合うものを探してみてくださいね。
間違ったスキンケアは茶クマを悪化させるので注意!
アイメイクを落とす際にクレンジングや洗顔のやり方を間違えると、さらに皮膚に刺激を与えてしまい、茶クマを悪化させる原因にもなるのです。
そのため、正しいスキンケア方法を知っておきましょう。
クレンジングを行う場合、まずは範囲の広いTゾーン・Uゾーンから先にオイルをなじませましょう。オイルが肌に馴染んで感触が軽くなったら、目の周りに優しくさっとなじませるようにします。刺激を与えないようにするためには、軽い力でさっとすべらせるように、短時間でおこなうのがポイントです。
しっかり目の濃いアイメイクがお好きな方は、より短時間でしっかりと落とせるアイメイク専用のリムーバーを使うのも良いでしょう。その際にもこすり過ぎると刺激になりますので、やはり「軽く」「短時間で」というポイントは変わりません。
使用するクレンジングの種類も、コットンタイプよりもオイルタイプ、オイルタイプよりもクリームタイプやジェルタイプなど、馴染みやすく、洗い流しやすいものを選ぶようにするとより肌への刺激を減らすことが出来ますよ。クリームタイプなら保湿成分も入っていますので、より肌に優しくメイクを落とすことが可能です。
洗顔に関しては、しっかり泡立てたうえで、優しく泡を転がすように洗うのがポイントです。
また、化粧水などのスキンケアでも強くこすって使用すると、色素沈着の原因となるので注意しましょう。
茶クマの原因は色素沈着
目の下のクマには茶クマ、黒クマ、青クマの3種類がありますが、茶クマは「色素沈着」が原因で肌に色味がついているタイプのクマです。
茶クマの正体は、メラニン色素の活性化が原因で出来る「色素沈着」です。わかりやすく言うと「日焼け」「シミ」などと同じ仲間ですね。
メラニン色素というのは女性ならご存知だと思いますが、肌にある黒い色味をもつ色素の事です。肌への刺激や外部ストレス、紫外線などが原因でこのメラニン色素が活性化されると、お肌が茶色い色味を帯びるようになってしまいます。
このような色素沈着が原因で出来る茶クマには、大きく分けて「表皮」で出来ているものと「真皮」で出来ているものがあります。
表皮で出来ている茶クマ
表皮で出来ている茶クマの原因は、紫外線はもちろん、メイク汚れ・アトピー性皮膚炎・花粉症やコンタクトによる目のかゆみや刺激などが挙げられます。
このような外部ストレスによって一時的にメラニン色素が活性化され、色素が沈着している状態が「茶クマ」なんです。
このような表皮の茶クマの場合、専用のアイクリームでたっぷりの保湿を行い、日焼け止めや目薬で新たな外部刺激を防ぐことで、古い角質のターンオーバーを促せば、徐々に色味を和らげることが可能です。
真皮で出来ている茶クマ
一方で、真皮で出来ている茶クマの場合、表皮よりもさらに深い部分にあり、基本的にはターンオーバーによる生まれ変わりが行われていない場所です。
そのため、自宅でのスキンケア程度では対応することが出来ません。原因は表皮の場合と同じく紫外線や化粧かぶれなどの外部ストレスで出来ることもあれば、遺伝が原因となって出来ている“遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)”という「アザ」の可能性もあります。
表皮の茶クマとの見分け方は、表面にかさかさと色味がついているのではなく、肌の奥に青みと茶色みが入り混じったようなあざが、目の下を中心におでこや頬、小鼻にも出ているかどうか。もしこのような深刻な茶クマのある場合は、放置せず美容皮膚科などで診察してもらいましょう。茶クマがひどい場合は、レーザー治療で消す施術方法や治療薬で処方します。
まとめ
仕事に家事にと忙しい女性の場合、顔全体のスキンケアだけでは目元のトラブルまではなかなかカバーすることが出来ません。特にパソコンやスマホで目を酷使する方や、花粉やアレルギー症状に悩んでいる方の場合、「年々茶クマが悪化して、もう手に負えない……。」という方も多くいらっしゃると思います。
けれど、歳とともにひどくなるクマを加齢と割り切ってしまうのはとってももったいないのです。きちんとアイクリームやコンシーラーで手をかければ、今からでもクマ知らずの潤った目元を取り戻すことは十分可能ですよ。
「刺激を減らす」「保湿を行う」「日焼けを防ぐ」この3つのキーワードを意識して、茶クマ対策に取り組んでみましょう。数か月続けていけば、朝のメイクタイムでの顔色の変化に気づけるようになるはずです。