オールインワンゲルの使い方は基本的に簡単です。ものによっては、30秒から1分程度でスキンケアが完了してしまいます。
しかし、間違った方法で使ってしまうと肌トラブルの原因にもなりかねません。
効果を最大限に高めるに、今回は正しいオールインワンゲルの使い方や注意点を詳しく紹介していきます。毎日のスキンケアで実践してみてください。
オールインワンゲルの特徴
オールインワンゲルとは、
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- クリーム
- パック
- 化粧下地
といった女性に必要なスキンケアの機能を1つに凝縮したものをオールインワンゲルといいます。なかには、紫外線対策ができる美白タイプのものもあります。
時短ケアができて、コスパも高いので主婦や働く女性に大人気です。
オールインワンゲルの基本的な正しい使い方
スキンケアの手順
通常のスキンケアの手順は、
洗顔→化粧水→乳液→美容液
ですが、オールインワンゲルの場合はこれらの機能がすべて1つに凝縮されているので、
洗顔→オールインワンゲル
のみでOKです。
洗面後の肌は乾燥しやすくなっています。そのため、ゲルを洗面台にセットしておき、洗面後すぐに使うことをおすすめします。
また、夜は朝の洗面後と同様、できるだけ早めに塗ってあげましょう。お風呂に入った後のお肌は水分量がとても多くなっているので、高い保湿効果が期待できます。
オールインワンゲルの塗り方の手順
- ゲルを手にとり、指先までたっぷり厚く、手のひら全体に広げます。
- 両手で顔の中心を包み込むように置き、外側へ優しくゆっくりとマッサージするように横に伸ばします。
- 次に手を中央に戻してから額へ下から上に伸ばします。
- 最後は輪郭に沿って額から顎まで、顎から首までぐるっと下へ伸ばします。
使用量はそれぞれの商品によって異なるので、適量を確認しましょう。
効果を最大限に引き出す方法
使い始めはたっぷりが基本
使いはじめの数日から1週間はたっぷりお肌に塗ってあげることで、ジゲルの肌なじみを一気に高めることができます。朝夜に加えて、就寝前も使用したほうがいいでしょう。
使い続けて、肌が落ち着いてきたと感じたら、朝夜だけで大丈夫です。もし肌が乾燥したり、肌ストレスを感じるような場合は、いつもより多めに塗ってあげてください。
朝のメイク前は薄めに、夜はたっぷり塗る!
朝のメイク前にたくさん塗りすぎるとベタつき、メイクがよれてしまうのでなるべく薄めに塗るのがコツです。一方夜は乾燥しやすいので、たっぷりめに塗りましょう。
潤いが足りないと思ったら重ね塗り!
乾燥が気になる方は目元や口元などの気になる部分に追加で軽くのせるようにゲルを重ねてあげましょう。どうしても潤いが足りない場合は、高保湿タイプの商品に買い替えてみましょう。
深呼吸でリラックス
深呼吸に合わせて、両手でゆっくりゲルを伸ばせば心も落ち着き、血行や代謝が促進されます。それによって肌へ潤い成分がより浸透しやすくなります。心と身体、どちらもリラックスさせてあげることが大切です。
使い方の注意点
必要以上に塗りすぎない!
使い始めの頃はたっぷり使用してもOKですが、必要以上に塗るのはよくありません。適量以上に塗っても効果は変わりませんし、ベタベタ感が残ってしまいます。商品の説明書に記載されている適量を使うようにしましょう。
ゴシゴシこすらない!
ゲルによっては、強くこすることでモロモロ・ポロポロといったダマができることがあります。これは摩擦によって起こります。モロモロ自体はとくに肌に悪いというものではありませんが、ゴシゴシ強くこすることは肌にとってもよくありませんので気をつけましょう。
化粧下地として使う場合はヨレの発生に注意!
オールインワンゲルを化粧下地として塗る場合のポイントは薄く塗ることと、ゲルが浸透するまで少し時間を置くことです。これを守らないと、ファンデーションにムラができたりヨレてしまいます。シャドウやアイラインも思うように乗ってくれません。
しっかりとゲルが肌に浸透してからメイクをするようにしましょう。
肌質に合わない場合は要注意!事前にパッチテストを!
商品を使用した方の口コミなどを見ているとこのような肌トラブルを見かけることがあります。
- かゆみや赤みや出てきた
- ヒリヒリする
- ニキビや吹き出物ができた
- 肌荒れがヒドイ
いくら無添加で自然素材の成分を使用したオールインワンゲルであっても、アレルギー体質や敏感肌の方が使うとこのような症状が出るケースがあります。
不安な方は事前にパッチテストをすることで、お肌に合うか確認ができます。パッチテストのやり方は、二の腕の内側に塗って半日ほど放置します。もし肌に赤みやかゆみなどの反応が出た場合は、使用しないほうがいいでしょう。通販のオールインワンゲルなら、返金保証がついていることが多いので、購入元に返品すればOKです。
化粧水や美容液を併用する場合
オールインワンゲルは本来1本で化粧水や美容液の機能も果たしてくれますが、それでは物足りないという方もおられます。そういった場合、併用するのはOKですが使う順番が重要です。
基本的に、併用する場合の使う手順としては、このように水分の多いものから油分の多いものの順になります。
化粧水→美容液(水性の場合)→オールインワンゲル→美容液(油性の場合)
化粧水を併用する場合は、洗顔後またはお風呂の後に化粧水を塗り、その後にゲルを塗りましょう。
美容液を併用する場合は、水性か油性かを確認しましょう。水性の場合は、ゲルよりも先に美容液を使い、油性の場合はゲルよりも後に美容液を使いましょう。
その理由は、スキンケアの最後は油性の化粧品を塗ることで肌をパックし、水性の化粧品が蒸発しにくくなるからです。
乳液・クリームの併用はあまりおすすめしません。ベタベタ感が強くなりますし、オールインワンゲルに乳液を重ねるとニキビなどの肌トラブルの原因になってしまうかもしれません。それでも使いたいという場合は、最後に使うようにしましょう。
まとめ
オールインワンゲルの使い方をちょっと工夫するだけで、お肌の保湿効果は変わってきます。
ただし、使い方を間違えると、モロモロができたり肌トラブルの原因になったりと逆効果になってしまう可能性もあります。
毎日のスキンケアなので、適当に使用するのではなく、効果を最大限発揮する正しい使い方を身に付けておきましょう。
自分の肌質に合ったオールインワンゲルが見つかれば、時短でもしっかりスキンケアができ、シワやたるみ、乾燥など年齢肌の悩みを解決できるのでおすすめです。